電子内視鏡システム(胃カメラ・大腸カメラ)

  1. ホーム
  2. 院内・設備
  3. 電子内視鏡システム(胃カメラ・大腸カメラ)

電子内視鏡システム(胃カメラ・大腸カメラ)

電子内視鏡システム(胃カメラ)

内視鏡システムは世界標準ともいえるオリンパス社の最上位機種EVIS X-1を採用。

早期がん等の微細病変の発見に有用なNBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)を搭載しており、高精細な光学拡大画像との併用でより質の高い内視鏡診断が可能です。

内視鏡で通常観察するときは光の三原色である赤、緑、青(RGB)を合わせた白色光で観察します。これに対して、NBIでは赤を除いた青と緑の光で観察します。がんなどの腫瘍は細胞を増殖させるために毛細血管を使ってエネルギーとなる養分を集めます。このため、粘膜表面の毛細血管の形状や集まり方を見ることが「がんか否か」を判別する重要な手がかりとなります。NBIでは血液中のヘモグロビンが青色光を吸収して粘膜表面の毛細血管を浮かび上がらせることで、がんなどの微細病変部を見やすくします。

NBIの説明図

さらに、スコープにも最新技術が採用されています。

大腸スコープでは挿入性向上のため「腸管壁にぶつかると自然に曲がる」受動湾曲機能、「しなやかで力が伝わりやすい」高伝達蛇管等が採用され、患者さまにとって「よりやさしい」検査が可能となりました。

屈曲の様子

もちろん「楽な胃カメラ」として注目されている経鼻内視鏡スコープも導入しています。
※内視鏡の洗浄は推奨ガイドラインに準拠し完全消毒しています。

※システム更新に合わせた内視鏡部門の改装により「内視鏡センター」に相当する機能性を完備しました。⇒詳細はこちら(内視鏡セクション)を御覧ください。

ページの先頭に戻る