鎮静剤の使用について
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当院では「楽な胃カメラ」を実現するために、医師が可能と判断した場合に鎮静化処置(眠くなる、あるいは眠ってしまう効果のある薬剤を使用する方法)を併用することがあります。
また、経鼻内視鏡を選択すれば「安全」に「苦痛なく」実施することも可能です。
頻度は非常に少ないとはいえ、鎮静剤使用では呼吸抑制や循環抑制を伴う重篤な偶発症が報告されています。
鎮静化処置を行う場合は、偶発症をおこさないように施行中は酸素飽和度や脈拍等をモニタリングし、安全に努めております。また、偶発症発生に備えて酸素吸入や拮抗剤投与などの蘇生処置体制を整えています。
※鎮静剤による偶発症全体の頻度:0.0059%(死亡頻度:0.00010%)